なぜNISAの配当金の税金は、株式数比例配分方式以外は20%?

NISAで株式の配当金を受け取る場合の注意点についてご説明します。

 

株式の配当金とは?

 

株式会社では、株券を発行することによって、資本を集めます。株式を購入した人は、株主となり、その会社に出資したことになります。株式会社は、株主が出資した資本を元手に、利益を生み出すことを目的に事業を行います。得られた利益の一部は、配当金という形で株主に還元されます。還元される配当金は、株主の出資金の多さ、すなわち保有している株数に応じて支払われることになります。

 

基本的には、利益が出ていないと配当金は支払われませんが、企業によっては、配当金を出していないと事業に支障をきたす(例えば、無配当の状態では入札に参加できない等)場合もあり、多くの企業で配当金が支払われています。

 

株式の配当金を受け取る方法とは?

 

配当金を受け取る方法は、大きく分けて、以下の3種類になります。

 

1.配当金受領証方式

 

この方式では、株式を発行している会社から株主宛に配当金受領証が送られてきます。株主は、配当金受領証を郵便局に持って行くと、配当金を受け取ることができる仕組みです。最も昔から行われている方式ですが、保有している株式ごとに配当金を受け取る手続きをしなければなりません。他の受け取り方式に比べて手間がかかるので、あえて選択するメリットはあまりないと思われます。

 

2.登録配当金受領口座方式

 

この方法を指定すると、配当金を指定の銀行口座へ振込んでもらうことができます。配当金受領証方式とは違って、1回銀行口座を指定すると、保有している全ての株式の配当金が自動的に振り込まれます。1社の証券会社に限らず、複数の証券会社で株式を保有している場合でも1回の指定で済むため、ほとんど手間がかからない受け取り方式といえます。

 

3.株式数比例配分方式

 

この方式を選択すると、配当金は、その株式の取引を行っている証券会社の口座へ入金されます。登録配当金受領口座方式と同様に、どれか1社で株式数比例配分方式による受け取りを選択すると、他の証券会社で保有している株式についても同様の方式に変更され、手続きは1回ですみます。

 

NISAで配当金の税金を非課税にするには?

 

NISAで投資している株式に対して、配当金を受け取る方法は、上記3種類のどれを選択することも可能です。ただし、NISAで配当金の税金を非課税にするためには、株式数比例配分方式を選択しておかなければなりません。これは、他の受け取り方式の場合には、NISA口座で得られている配当金の額を正確に把握することが困難であるためです。

 

また、非課税枠の範囲内であれば、NISA口座で受け取った配当金を使って新たな投資を非課税で行うことも可能です。

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