NISAの口座は子供名義でも作れるのでしょうか?

NISAの口座を子供名義で作るときの注意点をご紹介します。

 

子供名義でNISAの口座を開設するには?

 

NISA口座を作るための条件とは、申し込みを行う年の1月1日の時点で20歳以上であり、日本に居住している人であることです。従って、子供が20歳未満であれば、残念ながらNISA口座を作ることはできません。

 

NISAとは異なり、一般的な株式の口座については、親権者の同意が必要になりますが、多くの証券会社で口座を開くことが可能です。証券会社によっては、未成年のみを対象とした未成年口座を提供しているところもあります。

 

NISAの条件によると、子供が成人していれば、子供名義でNISA口座を開設することは可能です。

 

贈与税の基礎控除は110万円となっています。つまり、110万円までであれば、子供にお金を渡しても非課税になるということです。一方、NISAの非課税枠は、毎年100万円となっています。つまり、子供が成人しているのであれば、子供名義でNISA口座を開設して、毎年100万円の贈与を行ったとしても、贈与税はかからず、NISAで得られる利益に対しても非課税になるという、税金に対しては一挙両得が実現できることになります。

 

子供名義でNISA口座を開設するときに気をつけるべきことは?

 

成人した子供のNISAの口座を開設した際、気をつけるべきことは、何でしょうか?

 

まず、子供のNISA口座へ、親の銀行口座などから入金してはいけません。NISA口座へ入金する際、NISA口座の名義と違う名義から入金された場合、マネーロンダリングなどを回避するために、NISA口座を凍結するなどの措置がとられる危険性があります。

 

従って、子供名義のNISA口座への入金を行うための、子供名義の銀行口座を開設する必要があります。子供名義への銀行口座については、直接入金することもできますし、親名義の銀行口座から振り込みを行うこともできます。

 

その際、贈与税の対象となる行為は、子供名義のNISA口座への入金ではなく、子供名義の銀行口座への入金(または振り込み)ということになります。子供名義の銀行口座への親からの入金が毎年100万円であった場合、基本的には贈与税はかかりませんが、その銀行口座が名義人である子供の管理下にはないと判断されると、贈与税をかけられる可能性があるので、注意が必要です。

 

つまり、NISAが有効な10年間、子供名義の銀行口座へ毎年100万円ずつ入金していたと仮定します。この銀行口座の管理が子供ではなく、親であったと税務署が認定した場合には、実質的に子供の管理下に渡ったと認定される時点で1000万円の贈与があったとみなされ、課税対象となることがあります。例えば、親元の地方銀行で子供名義の口座を作って、子供が容易に引き出せない状況であると、最終的に課税されるリスクがあります。銀行の通帳や印鑑、キャッシュカードなどは子供に渡して子供の管理下に置き、入金は銀行振り込みにしておくことをお勧めします。

※家族や友人などの名義を借り、名義人になりすまして行う借名取引行為は、法令諸規則等により禁止されています。

NISAで選ぶなら!証券会社人気ランキングBEST3