NISAのメリット・デメリットを教えて下さい

NISA口座を利用するメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?

 

NISAを利用するメリットは何?

 

NISA口座を利用する最大のメリットは、NISA適用枠で得られた利益に対して、税金がかからないということです。上場株式に投資した場合、株式を購入した値段よりも、株式を売却した値段の方が高ければ、売却益を得ることができます。売却益が多ければ多いほど、NISAの非課税措置により得られるメリットが多くなります。

 

また、多くの株式では、株式を保有していることにより配当金を得ることができます。場合によっては、時価の数%の配当金を毎年得られることもあります。

 

投資信託に投資した場合でも同じように、換金した時に売買益を得たり、投資信託の成績に応じた分配金を得たりすることができます。NISA口座では、これらの利益に対しても税金がかからないというメリットがあります。

 

NISAを利用するデメリットは何?

 

NISA口座を利用することによるデメリットもあります。それは、主にNISA口座での取引で損失が発生した場合に起こります。

 

株式の売買については、NISA口座以外でも特定口座や一般口座で取引を行うことができます。特定口座などは、複数の証券会社に開くことができます。例えば、A証券会社の特定口座の取引で100万円の利益がでて、B証券会社の特定口座の取引で50万円の損失がでた場合、損益を通算すると50万円の利益ということになります。従って、50万円の利益に対して税金がかかることになります。

 

一方、NISA口座では、損失が発生しても、特定口座や一般口座の利益と損益通算をすることはできません。つまり、A証券会社の特定口座の取引で100万円の利益が出て、C証券会社のNISA口座で50万円の損失がでた場合、得られた損益は前述の場合と同じですが、税制上の損益通算ができないため、A社で得られた100万円の利益に対してそのまま税金がかかってしまいます。

 

また、特定口座や一般口座では、1年間の取引で損失が発生した場合、税金がかからないことは当然ですが、損失を確定申告しておくと、その後3年間にわたる株式取引などの利益と相殺する繰越控除を行うことができます。2014年に50万円の損失があり、2015年に100万円の利益があった場合、損失の繰越控除を行うことによって、2015年分の税金は50万円分の利益に対して行われます。

 

NISA口座の場合、繰越控除はできませんので、2014年にNISA口座で50万円の損失があり、2015年に特定口座で100万円の利益があった場合、2015年は100万円の利益に対してそのまま課税されます。

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