NISAで株を買って5年経過するまで売らずに持ち続けていたら?

NISA口座の非課税枠で株を購入して5年間保有した場合、どのような選択肢があるのでしょうか?

 

NISAの非課税期間とは?

 

NISAでは、1年間に100万円を限度として、購入した株や投信などで得られる利益に対して税金がかかりません。購入した株式などを売却しても、非課税となる枠は増えませんので、比較的長期間保有する投資スタイルがお勧めです。NISAで購入した株式をいつまで保有するか、いつ売却するかについては制限がありません。いつ売却してもいいですし、いつまでも保有していてもOKです。

 

しかし、NISAで購入した株式や投信から得られる利益が非課税となる条件として、購入した年を含めて5年後の年末までという制限があります。例えば、2014年の非課税枠は2014年1月1日から2014年の12月31日までに購入する必要がありますが、非課税とできる期限は2014年から5年後の年末である2018年12月31日までとなります。

 

NISAの非課税期間を過ぎればどうすればいいの?

 

NISAで購入した株式を非課税期間内に売却した場合には、それまでに得られた利益が非課税となるだけで、特になにの手続きも必要ありません。

 

では、非課税期間を過ぎても保有する場合にはどうすればいいのでしょうか?

 

NISAの非課税期間である5年を過ぎて株式を保有する場合には、下記の2通りの選択があります。

 

(1)課税口座へ移管する

 

課税口座とは、株式取引をおこなうための一般的な口座(特定口座や一般口座)を指します。これらの口座では、購入する株式の金額などに制限はありませんが、投資で得られた利益に対しては課税されます。NISA口座で保有している株式などを課税口座へ移管するための手数料などは必要ありません。

 

課税口座へ移管した以降は、利益に対して税金がかかりますが、売却益の基準となる取得価格は、NISA口座から課税口座へ移管した時点の株価となります。

 

(2)NISA口座の非課税枠内で保有する

 

NISAの非課税期間である5年を過ぎても、NISA口座で株式を保有し続けることも可能です。その変わり、その年のNISA非課税枠を使うことになります。この方法をロールオーバーといいます。例えば、2014年に購入した株式の非課税期間は2018年までです。2019年以降もその株式をNISA口座で保有し続けるためには、2019年の非課税枠を使うことになります。

 

ここで気をつけるべきことは、2019年の非課税枠の上限は100万円だということです。仮に、2014年の購入価格が60万円だったとします。2018年の年末の価格が80万円であれば、2019年の非課税枠を80万円分つかってロールオーバーすることができます。2019年の残りの非課税枠は20万円です。一方、2018年の年末の価格が120万円であった場合、100万円分までしかロールオーバーすることができません。

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