NISAで損失が発生した場合どうなるのですか?

NISA口座で行った投資で、損失が発生した場合には、どのようになるのでしょうか?

 

NISA口座では損失が起きる可能性があるの?

 

NISA口座では、株式、投資信託、ETF、REITなどを取引することができます。これらは、定期預金などのように値下がりするリスクがないものではなく、場合によっては損失が発生する場合があります。

 

例えば、株式取引では、購入した時点の株価よりも売却した時点の株価が下がれば損失となります。投資信託では、投資信託に組み入れられている株式や債権が値下がりすれば損失が発生します。海外の株式や投資信託では、株価などが値上がりしたとしても、為替相場が変動することにより、逆に損失となる可能性があります。

 

このリスクは、NISA口座に限らず、課税口座で取引していていも同様です。

 

NISA口座で損失が発生した場合は、どうなるのでしょうか?

 

NISA口座での取引は、利益が出ている時にはいくら巨額の利益であっても、すべて非課税になることが最大のメリットです。一方、NISA口座で損失が発生した場合は、一般の課税口座受けられる救済措置をほとんど受けることができないというデメリットがあります。

 

一般の課税口座であれば、株式取引などで損失が発生した場合、他の利益と損益を通算することができます。他の利益に対して支払う税金が少なくなるわけです。また、株式取引の損失を確定申告し、その後3年間の株式取引の利益と相殺できる繰越控除を受けることもできます。株式取引の利益に対して支払うべき税金が、過去の損失を申告しおくことによって少なくなるわけです。

 

NISA口座では、残念ながら、損益通算も繰越控除も行うことはできません。従って、NISA口座で損失が発生したからといって、なんらかの救済措置を受ける方法がありません。

 

NISA口座で損失を確定させない方法はあるの?

 

株式取引の譲渡損失は、保有株式を売却した時に初めて発生します。株価がいくら値下がりしても、含み損があるだけで、損失は確定していません。従って、株価が下がった場合には、売却せずにずっと保有しておくという戦略もありえます。これは、塩漬けと呼ばれる方法で、一般にはあまりお勧めできない方法です。

 

課税口座の場合には、株式を半永久的に保有しておくことも可能です。そうすると、売却損失は発生しません。しかしながら、NISA口座では、非課税期間として最長5年が設定されています。5年以上保有するためには、課税口座へ移管するか、NISA口座でロールオーバーするしかありません。NISA口座でロールオーバーすれば、損失は発生しませんが、その年の非課税枠の一部を使ってしまうことになります。課税口座へ移管する場合には、その時点でNISA口座での損失が確定してしまいます。

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